人は城、人は石垣、人は堀

かの有名な戦国時代の甲斐(現在の山梨県)の大名 武田信玄(1521~1573) の言葉です。

 

戦が日々絶えない時代において、武田信玄は自分が治める領内にお城を建てなかったと言います。

 

防御に優れたお城を持たないということは、他国からの侵略に対抗する上では非常に不利になりますが、信玄は人材こそが領内を守る城であり、石垣であり、堀であるという考えをポリシーとし、その体制整備に力を注いでいました。

 

人材を大切にするその信念こそが、戦国時代屈指と言われる武田二十四将を抱え、天下を名を轟かせた名君として活躍できた所以なのでしょう。

 

今も昔も人心掌握できているチームは強いということを感じさせてくれる言葉です。