今年も残すところ、あと一月弱。年末に向けて仕事のラストスパートに入られている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はタスクの管理方法についてです。
タスクには、他のタスクと関連しているもの、単体で完結してしまうもの、時間がかかるもの、すぐに終わるもの、色々な種類がありますが、事前整理ができていないと、急がなくて良いタスクを時間をかけて行ってしまったり、緊急タスクをうっかり放置してしまうなどの弊害が出てきます。
そんな時はエクセルを使って、表による進捗管理をすることがオススメです。この際に大事になのは、取り組むべきタスクの優先順位を明確にして、終了予定日をしっかり入力しておくことが重要です。また日単位のカレンダー列を併記すれば、その日にすべきタスクも明確になります。
さらにタスクボリュームが大きいものは、期限を切ってもかなり先になりますし、進捗管理をしてもあまり進んでいないように見えてしまうので、タスクのチャンクダウン(=塊を小さくする)するといいですね。タスクを適度なサイズに分割すると、数は増えますが進んでいる感を持てるため、モチベーション継続には効果的です。
(ex.タスクA → タスクA'、タスクA”、タスクA’’’に分割)
コンサルティング業務でも、特にシステム導入が絡むようなプロジェクトでは、WBS(ワークブレイクダウンストラクチャ)という呼び方で似たようなタスク管理を行います。複数メンバーで共有することで、それぞれのタスク進捗を登録して、全体としての進み具合をPM(プロジェクトマネージャー)が確認するような形です。
これらの管理がオススメな理由は、自分で作成した計画管理表が、自分の行動を管理してくれるマネージャー的な役割をしてくれること。もちろんメンテナンスするのは自分なのですが、自分の行っていることが可視化されスケジュール化されているだけでも、何が進んでいて、何が滞留しているか一目瞭然です。
日々、タスクに追われている方におすすめです。